明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
株式会社FT-Netが誕生したのは2006年10月、昨年10年の節目を迎えました。この間、お陰様で順調に推移し、ようやく一人前の会社に成長したと自負しております。と言いますのは、企業は永遠なりのモットーは根付き始めており、新規事業も続々と誕生の可能性が湧いてまいりました昨今であるからです。
このことはひとえにユーザー様や委託製造会社様、原料メーカー様、ディーラー様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝いたしております。それと同時に我々スタッフが私心を捨て、ただただ会社の発展を願って、それぞれの役割を全うし、日々努力してきたことも挙げられると思っております。
常々述べていることですが、FT-Netは二つの大きな事業領域があります。一つはフッ素系潤滑剤やフッ素系コーテイング剤などの製品を開発・製造・販売している事業であり、売り上げの大部分はこの事業領域に依っています。二つは、新聞情報・文献情報・特許情報を集めて月刊誌を作成し、ユーザー様やフッ素メーカー様に購読していただいていることです。
我々はこのことを文武両道と称して、前者は世の中の経済活動に寄与し、後者いわゆる企業文化として、フッ素化学の発展に寄与したいと日々努力を続けている次第です。そういう意味では、一昨年私と元九州大学の園田高明さんが提案し、東京薬科大学名誉教授田口武夫さん、元ダイキン工業の清水哲男さん、産業総合研究所の小野泰蔵さんと言ったフッ素の世界の大御所と結成した「フッ素のロマンを語る会」の活動において、私が話題提供を続けることができていることは、弊社が有しているフッ素関連情報のお陰だと思っています。
本年もFT-Netの発展のために心血を注ぐ覚悟でございます。皆々様の益々のご支援ご鞭撻をお願いして新年のあいさつとさせていただきます。
最後に皆様のご健勝を心からお祈りいたします。
代表取締役会長 松尾 仁