明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は、9月末に第八期を終え、10月1日から第九期に突入いたしました。お陰様で、順調に推移しておりますが、あっという間の8年間であった思いがいたします。事業はフッ素系表面改質剤を中心とした製造販売と情報提供及びコンサルティングの二本の柱で進めております。これを私どもは文武両道と称しており、いずれも充実した運びとなっております。
文とは所謂企業文化といった面を持ち、フッ素に関する情報を主に海外文献、特許、新聞情報から集積し、冊子に纏めている月刊の情報誌とダイキン工業様のホームページに毎月投稿しているこれまた月間の「最新フッ素関連情報」およびコンサルティングから成っております。情報誌は約10社にご提供し、お役に立っているとの声を聞いております。「最新フッ素関連情報」は当ホームページにも掲載しておりますが、情報によりますと500人ほどの読者がいるとのことです。そして、今後はグローバルに展開する予定とのことでまずは韓国語に翻訳され韓国で展開しているとのことです。
武の方は、製造販売を指しており、企業の収益を支える、根幹をなす事業です。原料を購入し、弊社独自の合成・ブレンド技術により製品製造を行い販売することがメインです。その他に数社と契約を結び、OEM販売を行っています。開発は社長の富永と毎日のように議論しながら進めており、お互いの得意な面がぶつかり合い、投合して製品に繋がっていっていると思っています。両者とも研究所出身、まさに武士の商法的なところもありますが、経理担当の岡崎がしっかりとフォローしており、営業担当の顧問田村も頑張っており、順調に進んでいると自負致しております。
今年は一昨年来手がけてきた二つの新製品が収益に貢献する見通しが立ってきました。そういう意味で飛躍の年になる可能性を秘めています。一同その実現に向けて一層の努力を続けていく覚悟ですので、益々のご支援よろしくお願い申し上げます。
平成27年元旦
代表取締役会長 松尾 仁