倉岳山

6月頭の日曜日に中央線沿いの倉岳山に今度は行ってきました。
今回の登山は単独行ではなく亀戸の会社の人と3人で行ってきました。

朝9時半に中央線梁川駅を出発。

すぐに梁川大橋を渡り桂川の流れを眺めつつ
20分ほどで登山口に入る。

倉岳山は標高990メートルの山なので
駅からだと500メートル前後を登るくらいですから
初心者でも安心して登れるハイキングに近い山です。

とはいえ、中央線沿いに点在する山々は
秀麗富岳十二景と呼ばれる富士山の眺望が美しい
12座が選ばれており、この倉岳山も
秀麗富岳十二景の9番目の頂上として定められており見所は十分。

登山口に入ってからも、急な登りはほとんどなく
沢の横を何度も渡りながら
緩やかに登って行きます。

沢は、あるときは急になったり
あるときは小川のせせらぎのようで
それが近くから遠くから聞こえてきて幾重にも重なり
疲れなどを感じないほど
(実際のぼりが急でないので途中までそれほど疲れないのですが)
リラックスして登ることが出来ます。

1時間ほど登ると、いよいよ最後の登りにかかると
今までのように鼻歌交じりとはいかず、
最後の水場を過ぎたあたりから登山らしい山道になり
尾根道の分岐点である立野峠で小休止。

さらに尾根道をそよぐ風を感じながら
最後の山道を登りきり倉岳山頂上に辿りつきました!

倉岳山は山梨百名山の一つでもあったんですね。

山頂はそれほど広くないながらも
登山者がそこそこ集まっており
各自が昼食中。

私たちも新聞を広げお握り、キュウリ、りんごなどを
頂きながら1時間休憩。

冬の澄んだ空気であれば富士山もくっきり見えそうなくない
晴れ渡っていたのですが、夏場は空気が霞んでしまうため
残念ながら富士山の雄姿は拝見できませんでした。

休憩後は、同じ道を戻るのではなく、
高畑山方面へ下り。穴路峠の分岐で
高畑山へ向かう路を見送って鳥沢駅へ向かう下山道へ。

往路はすばらしい沢を横目に登ったのですが、
下りのルートも沢道を降ります。
沢道は気持ちのよいせせらぎが聞こえるものの
滑りやすく怪我をしがちなので慎重に下って行きます。

下りには登りにはないような、ちょっとした滝もありました。

今回初めて倉岳山に登ったのですが、
急すぎるでもなく、かといって
登山の醍醐味もしっかり味わえてものすごく気に入りました。
こんな山であれば子供でも女性でも安心して登れます。

ちょっと残念なのは桂川を渡るルートが限られているため
下山してから2キロくらい遠回りしないと
鳥沢駅まで辿りつけなかったこと。
意外に下山後のアスファルトはつかれちゃうんですよね。

疲れた体と汗を流しに八王子で温泉に入り
南口にある焼き鳥小太郎で美味しいビールと
焼き鳥を頂いて帰宅しました。

次はどこの山に行きましょうか!